先日、淡路島の隣りにある「沼島(ぬしま)」に行ってきたので、行き方や子連れで行く場合の注意点などを紹介したいと思います。
淡路島にはしょっちゅう行っていたのですが、沼島の存在を知ったのは最近のことで、たまたま雑誌で沼島の記事を見たのがきっっかけです。
夏の旅行に丁度よいと思い、日帰りで沼島に行ってきました。
沼島への行き方
まず、沼島は淡路島の南部に浮かぶ小さな島です。周囲は約10kmで人口は400人ほどです。
沼島へは船で行くことになりますが、車は持っていけません。
淡路島から沼島に渡るには、淡路島の土生(はぶ)というところからフェリーに乗る必要があります。
土生のフェリー乗り場までは、神戸淡路鳴門自動車道 「西淡三原IC」を降りてから30分ほどです。
途中イオンがあったので、そちらで昼食やドリンクを購入。
フェリーは1時間に1本でており、約10分で沼島に到着です。
時刻表は、以下のサイトにあります。
http://nushima-yoshijin.jp/go_kisen
まず、土生のターミナルに着くと横にある駐車場に車を停めます。駐車料金は1日500円でした。
フェリーターミナルできっぷを買います。大人往復900円で小学生470円です。
船は思ったより大きくて100人くらいは乗れそうです。
地元の人はバスに乗るようにフェリーに乗るので、結構ぎりまでかけこみ乗船があります。
ほんとに10分ほどで到着です。
でも、船に乗るという行為が子どもたちには楽しかったようで、帰りも楽しみにしてくれていました。
フェリー乗り場のおじさんが言っていたように海がほんとうにきれいです。
沼島のフェリーターミナルがあります。こじんまりしていますが、トイレなども必要最低限の設備は整っています。
こちらで沼島のパンフレットをいただきます。
沼島はフェリーターミナルある側、つまり淡路島に面した側だけが開けており、裏手は完全に山になっています。淡路島に住んでいる友達に聞くと、遠足で山登りに来たと言っていました。
沼島海水浴場
今回沼島に来たのは、沼島のきれいな海で泳ぐことです。
沼島に到着してから、歩いて沼島海水浴場を目指します。
地元の人に聞くと、10分ほど歩くそうです。(子連れだったので、実際は15分ほどかかりました。)
フェリーターミナルを後にして、港沿いに歩いていくと沼島海水浴場になります。
これが結構きついので、準備が必要です。
うちは、エアバギーを持っていったのですが、正解でした。荷物も運べますし、子どもには10分の距離はきつかったですので。
こういうワゴンで来て、子供も荷物も積んでる人がいました。
この分かれ道で一瞬悩んだのですが、右側が正解です。
途中にはATMを備えた郵便局もありました。
沼島は国生み神話の島と言われているだけに多くの神社やお寺があります。涼しくなったら、島をぐるっと一周歩いていみたいです。
日陰もなく灼熱の太陽が照りつける中歩くこと15分ようやく沼島海水浴場に到着です。白い砂浜が気持ち良いです。
人が乗れるイカダのようなものもあり、快適です。
近畿の海とは思えないほど透き通った水でした。
こじんまりとした沼島の海水浴場ですが、トイレと更衣室と水シャワーが完備されています。で、地元の人が交代で監視も行ってくれています。
海の家などはなく、食べ物や飲み物は事前に買っておく必要があります。
沼島に行く際の持ち物
沼島は船を使ってのアクセス、徒歩での移動となるので、荷物はしっかり準備していったほうが良いです。
今回ある程度準備して行ったのですが、現地であればよかったなと思ったものも含めて紹介します。
- 食事・飲み物
- 海水浴場までに1軒だけ日用品店がありましたが、開いてるか不安なので、事前に買っておくようにしましょう。沼島海水浴場では何も売っていません。
- 簡易テント
- これは持って行って正解です。日陰の場所は限られているので、長く遊ぶ際は必須と言えます。持ち運びが大変なので、軽いものを選びます。
- 日傘
- 海水浴場までの道中は日陰がまったくないので、日傘があると暑さもだいぶマシです。
- 海遊びグッズ
- 海が透き通っているので、シュノーケリングが楽しいです。砂浜ですが、岩場もあるので、マリンシューズは必須です。
歩いてのアクセスとなるので、必須の持ち物以外は持っていかないのが正解です。実際、フェリーで隣りにいた親子はめちゃくちゃ軽装でした。
近畿でも知っている人が少ない沼島は穴場スポットと言えます。
沼島を訪れる人に少しでも参考になればうれしいです。